佐野屋新田(読み)さのやしんでん

日本歴史地名大系 「佐野屋新田」の解説

佐野屋新田
さのやしんでん

[現在地名]本埜村佐野屋

中田切なかたぎり新田の南方にある。笠神埜原かさがみやわら新田の一。笠神埜原新田の内に開発を請負った町人屋号に由来する新田名といわれるが未詳。天保三年(一八三二)の埜原新田拾ヶ村請年貢割付状(荒井家文書)によると高一〇五石余、反別一七町余は皆畑で、屋敷は五畝余、この取永は三貫四二六文余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android