体化石(読み)タイカセキ

デジタル大辞泉 「体化石」の意味・読み・例文・類語

たい‐かせき〔‐クワセキ〕【体化石】

生物の体全体、または一部からなる化石。骨・歯・殻などの硬い部分が残されたものや、石化したものをさす。→印象化石生痕化石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の体化石の言及

【化石】より

…19世紀初期までは,鉱物の結晶のようなものまで化石に含められていたが,今日では比喩的に用いられる以外は,自然状態で地層中に埋没している古生物の遺物に限定されている。
【化石の種類】
 古生物の遺体の化石(体化石)は保存状態によって3種類に分けられる。すなわち,体部の構造や組織がそのまま全部ないしは一部残存しているもの,他の物質によって置換されたもの,および岩石・鉱物中に痕跡のみを残したものである。…

※「体化石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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