デジタル大辞泉 「石化」の意味・読み・例文・類語 せっ‐か〔セキクワ〕【石化】 1 [名](スル)地中に埋まった生物の遺体の有機物が、入り込んだ炭酸カルシウムや珪酸けいさんなどと置換され、化石になること。2 ⇒帯化 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「石化」の意味・読み・例文・類語 せっ‐かセキクヮ【石化】 〘 名詞 〙① 生物の遺骸(いがい)が地中に埋蔵中に珪素や石灰などの鉱物質の浸透によって遺骸の有機質と置換を起こすこと。化石になること。② 植物の茎・根などが平たくなること。帯化。③ 比喩的に、石のようにかたくなってしまうこと。[初出の実例]「感覚が石化してゐた」(出典:第二の青春(1946)〈荒正人〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「石化」の意味・わかりやすい解説 石化【せっか】 帯化とも。植物の奇形の一つで,茎,葉,花序などが平たい帯状や扇状になること。これは本来円錐形の生長点が異常に横に広がるためで,多くの場合,葉,花などの増数,癒合,配列の不規則などを伴う。ケイトウはこの最も顕著な例。石化したものは園芸的に価値をもつことが多い。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報