体・相・用(読み)たい・そう・ゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「体・相・用」の意味・わかりやすい解説

体・相・用
たい・そう・ゆう

仏教用語。体とは,本体のこと。相とは,本来の性質あるいは性能の意。用とは,性質のもつ働きをさす。一般に仏教では,衆生の心の本体そのものとその性質,さらに作用とは広大無辺であるところから,体,相,用の三大という言葉が広く用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

期日前投票

期日前投票制度は、2003年6月11日公布、同年12月1日施行の改正公職選挙法によって創設された。投票は原則として投票日に行われるものであるが、この制度によって、選挙の公示日(告示日)の翌日から投票日...

期日前投票の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android