デジタル大辞泉 「三大」の意味・読み・例文・類語 さん‐だい【三大】 仏語。体大・相大・用大ゆうだいの称。人間の心の本体・すがた(相)・作用が、本来は広大無辺であることをいう。大乗起信論は、心の実体である真如を体大、その真如が無量の徳を備えることを相大、真如が人に善を行わせる作用を用大と説く。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「三大」の意味・読み・例文・類語 さん‐だい【三大】 〘 名詞 〙 ( 「大」は広大の意 ) 仏語。すべてのものにそなわる体(本体)・相(すがた)・用(ゆう)(はたらき)の三つ。説により理解を異にするが、衆生の心の本体である真如を体大、その真如の無量の徳を相大、その真如が衆生の上に行なわせる作用を用大とする「起信論」の説が一般。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三大」の意味・わかりやすい解説 三大さんだい 仏教用語。人間の心の本体 (体) と姿 (相) と働き (用) の3つをいう。それらは広大無辺であるので,「大」と称する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by