体積法則(読み)たいせきほうそく(その他表記)volume law

岩石学辞典 「体積法則」の解説

体積法則

火成岩でレヴィンソン・レッシングが見いだした法則で,アルカリとカルクアルカリ鉱物分子容が構成酸化物の分子容の合計よりも大きく(正の鉱物),鉄マグネシウム鉱物ではこの関係は逆となる(負の鉱物)[Loewinson-Lessing : 1899].変成岩ではベッケ動力変成作用過程の間で,鉱物の分子容は減少することを示唆している[Becke : 1896].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android