岩石学辞典 「体積法則」の解説 体積法則 火成岩でレヴィンソン・レッシングが見いだした法則で,アルカリとカルクアルカリ鉱物の分子容が構成酸化物の分子容の合計よりも大きく(正の鉱物),鉄マグネシウム鉱物ではこの関係は逆となる(負の鉱物)[Loewinson-Lessing : 1899].変成岩ではベッケが動力変成作用の過程の間で,鉱物の分子容は減少することを示唆している[Becke : 1896]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報