何かも(読み)などかも

精選版 日本国語大辞典 「何かも」の意味・読み・例文・類語

などか【何か】 も

「などか」に詠嘆気持をこめたいい方。
万葉(8C後)四・五〇九「打ち靡き しじに生ひたる 莫告藻(なのりそ)が 奈騰可聞(ナドカモ)妹に 告らず来にけむ」

なに【何】 かも

どうして(…なのか)。
※万葉(8C後)一一・二五九五「夢(いめ)にだに何鴨(なにかも)見えぬ見ゆれども吾れかも迷ふ恋の繁きに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android