何せんぞ(読み)なにせんぞ

精選版 日本国語大辞典 「何せんぞ」の意味・読み・例文・類語

なに【何】 せんぞ

  1. 「なにせん」を強めたいい方。何の役に立とうぞ。
    1. [初出の実例]「梵行を行ずることは何為(ナニセムソ)」(出典:斯道文庫本願経四分律平安初期点(810頃))
  2. 目的理由を不明のものとして指示する。何のために(…するのか)。どうして(…なのか)。
    1. [初出の実例]「若し眼具をもちて清浄を得ること有らば、何(ナニセムゾ)智慧功徳の宝を用ゐむ」(出典:大智度論天安二年点(858))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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