デジタル大辞泉
「何ぞや」の意味・読み・例文・類語
なぞ‐や【▽何ぞや】
[連語]《連語「な(何)ぞ」+係助詞「や」》
1 どうしたことだろう。なんだろう。
「かからぬ世にも経べき身を、―」〈かげろふ・上〉
2 (副詞的に用いて)
㋐疑問の意を表す。どうして…か。なぜ…か。
「浅茅生に今朝おく露の寒けくにかれにし人の―恋しき」〈詞花・恋下〉
㋑反語の意を表す。どうして…か。
「大方は―わが名の惜しからむ昔の妻と人に語らむ」〈後撰・恋一〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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なんぞ【何ぞ】 や
- 何としたことか。どうしたことか。何ということか。強い疑問から相手をとがめる意で用いる。
- [初出の実例]「爰日本俗云二南天竺一何哉(ナンソヤ)」(出典:文明本節用集(室町中))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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