何と無い(読み)なんとない

精選版 日本国語大辞典 「何と無い」の意味・読み・例文・類語

なんと‐な・い【何無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]なんとな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 副詞「なんと」に形容詞「ない」が付いてできたもの )
  2. ① とり立てていうほどのことはない。平凡である。また、差し障りがない。
    1. [初出の実例]「上はなんとない様で内心が毒らしうて人を傷害するぞ」(出典:史記抄(1477)一七)
  3. ② はっきりした理由などのない。
    1. [初出の実例]「失望の裏で、私は却って何とない安堵を感じて」(出典:絵本(1950)〈田宮虎彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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