何其(読み)どれそれ

精選版 日本国語大辞典 「何其」の意味・読み・例文・類語

どれ‐それ【何其】

  1. 〘 代名詞詞 〙 不定称。どれと限定しないで、あるものを漠然とさす場合に用いる。
    1. [初出の実例]「さして望む物をも、どれそれをとて馴寄(なれよる)は」(出典浮世草子・好色貝合(1687)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 項目

普及版 字通 「何其」の読み・字形・画数・意味

【何其】なんぞそれ

どうして。

字通「何」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android