何処はあれど(読み)イズクハアレド

デジタル大辞泉 「何処はあれど」の意味・読み・例文・類語

何処いずくはあれど

多くの所があるが、その中で特に。
みちのくは―しほがまの浦こぐ舟の綱手悲しも」〈古今東歌

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精選版 日本国語大辞典 「何処はあれど」の意味・読み・例文・類語

いずく【何処】 は あれど

  1. どこというのはとにかくとして、その中でも。多くある中でも特別に。
    1. [初出の実例]「みちのくはいづくはあれどしほがまの浦こぐ舟のつなでかなしも〈みちのくのうた〉」(出典:古今和歌集(905‐914)東歌・一〇八八)

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