何処はあれど(読み)イズクハアレド

精選版 日本国語大辞典 「何処はあれど」の意味・読み・例文・類語

いずく【何処】 は あれど

  1. どこというのはとにかくとして、その中でも。多くある中でも特別に。
    1. [初出の実例]「みちのくはいづくはあれどしほがまの浦こぐ舟のつなでかなしも〈みちのくのうた〉」(出典:古今和歌集(905‐914)東歌・一〇八八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android