何遽(読み)なんぞ

普及版 字通 「何遽」の読み・字形・画数・意味

【何遽】なんぞ

どうして。疑問反語。〔淮南子、人間訓〕塞上きの人にを善くするり。馬、故無くして(に)げて胡に入る。人皆之れを弔ふ。其の(ほ)曰く、此れ何遽(なんぞ)を爲さざらんやと。居ること數、其の馬、胡の駿馬を將(ひき)ゐて歸る。

字通「何」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android