余所にする(読み)ヨソニスル

デジタル大辞泉 「余所にする」の意味・読み・例文・類語

余所よそに◦する

おろそかにする。また、無視する。「親の心配を―◦して遊び歩く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「余所にする」の意味・読み・例文・類語

よそ【余所】 に=する[=なす]

  1. いいかげんにして、かえりみないでいる。おろそかにする。たなにあげる。ほうっておく。
    1. [初出の実例]「然に南都北嶺の学侶の風儀、偏に名利を先途に思て、菩提をよそにする故に」(出典:梵舜本沙石集(1283)一)

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