心配(読み)シンパイ

  • こころくばり

デジタル大辞泉の解説

[名・形動](スル)
物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。「親に心配をかける」「将来を心配する」「心配な天気」
気にかけてめんどうをみること。世話をすること。「近くに住む娘が食事の心配をしてくれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

こころくばりの漢字表記心配を音読みした語
スル
何か起きはしないかと、気にかけること。不安がること。気がかり。 -な空模様 -の種が尽きない 何も-することはない -事
心を配って骨を折ること。いろいろと世話をすること。 いろいろと御-いただきまして 資金を-してやる
形動
何か起きはしないかと気にかけるさま。気がかりなさま。 仕事がうまくいくかどうか-だ テストの結果が-だ
[派生] -げ 形動

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 あれこれ気をくばること。心づかい。配慮。
※俳諧・葛の松原(1692)「いとけなき子の起居に心くばりせしを見ては」
※蟹工船(1929)〈小林多喜二〉五「然し妻でなかったら、矢張り気付かないやうな細かい心配りの分るものが入ってゐた」
〘名〙 (「こころくばり」に当てた漢字を音読したもの)
① 心を配ること。心づかい。気づかい。配慮。〔洒落本・虚実柳巷方言(1794)〕
※洒落本・色深睡夢(1826)下「こんな心配(シンバイ)するのも。どふぞ一日も早ふ。おまはんの女房じゃといはれたいばっかりじゃ」
② 斡旋(あっせん)すること。奔走すること。
※滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)二「コウ、男衆にこれをつかまして、どうぞモウ一ぺん心配さしてくれんか」
③ (形動) これからどうなるか、何か起こりはしないかなどと気にすること。不安がること。また、そのさま。気がかり。うれえ。
※歌舞伎・鼠小紋東君新形(鼠小僧)(1857)二「いやも女の身にて嘸かし心配(シンパイ)、推量いたしてをりますて」

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