作並宿(読み)さくなみしゆく

日本歴史地名大系 「作並宿」の解説

作並宿
さくなみしゆく

[現在地名]宮城町作並

作並街道の宿駅。「作並村安永風土記」によると東へくま宿まで一里二三町余、西へ関山せきやま峠まで三里。作並村の家数三四のうち町住居一五、馬四五がおり、村・町ともに伝馬御用を勤め、町には御境横目が定居し、御境番所が置かれていた。宿場の規模は「宮城郡地誌」によると東西一町三〇間、南北四〇間、東口より西口まで一町三〇間、道幅三間。また「作並村安永風土記」によれば、町より二里一二町余、関山峠へ二三町余の坂ノ下に「御境目守御借長屋」が置かれ足軽二人が定居していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む