日本歴史地名大系 「関山峠」の解説
関山峠
せきやまとうげ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
宮城県仙台市と山形県東根市の境にある峠。作並街道(さくなみかいどう)(関山街道)が奥羽山脈を横断する所にあり、標高601メートル。1882年(明治15)宮城県令宮城時亮と山形県令三島通庸(みちつね)との協議により峠下に関山隧道(ずいどう)が開通、藩政時代から用いられていた笹谷(ささや)、二口(ふたくち)の両街道にかわって仙台―山形間を結ぶ交通路として重視された。国鉄(現、JR)仙山線の開通後、峠の意義は一時薄れたが、自動車交通の増大に伴い街道は国道48号として整備された。1968年(昭和43)峠の北部に新関山トンネルが開削され、国道も付け替えられた。
[長谷川典夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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