倉持村(読み)くらもちむら

日本歴史地名大系 「倉持村」の解説

倉持村
くらもちむら

[現在地名]明野町倉持

台地上にあり、東は中根なかね村。享保九年(一七二四)願書(飯島家文書)に「天正年中迄倉持村之義永百貫文之村ニ(中略)百姓数少ク罷成候故荒地北原野ニ罷成申候、然ル所ニ慶長九年伊奈備前守様御改ニ御出之節村高御詮義之砌先規之通永百貫文之村ト申上候事」とあり、慶長九年(一六〇四)伊奈忠次検地が行われたという。同一二年の浅野弾正の検地では「荒地を御捨検地村高六百三十七石五斗余」とあるが、元禄郷帳の村高は五〇七石余に減ずる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 中根 中略 幕末

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む