ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「個性化」の意味・わかりやすい解説
個性化[教育]
こせいか[きょういく]
personalization
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…しかし,それは個人が社会の期待する鋳型にはめられ,個性を失って画一化されていくことを意味するわけではない。性や気質,その他の個人的条件のちがいによって,社会化のされ方が規定される側面があるとともに,社会化されていくなかではじめて人間としての個性をももちうるという意味で,社会化の過程は,その人がその人らしい個性を形成し,発揮していく〈個性化〉の過程でもある。 近年,社会が複雑化し,急激に変化,発展していくなかで,社会がどのように成立し,存続するのか,個人がいかにしてその社会の担い手になっていくのかという問題が,あらためて問われるようになり,心理学や社会学,文化人類学などの領域で,この社会化をめぐっての研究がさかんになってきている。…
※「個性化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...