倒れ掛る(読み)タオレカカル

デジタル大辞泉 「倒れ掛る」の意味・読み・例文・類語

たおれ‐かか・る〔たふれ‐〕【倒れ掛(か)る】

[動ラ五(四)]
倒れて物にもたれかかる。「植木垣根に―・っていた」
倒れはじめる。また、今にも倒れそうである。「―・った電柱

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精選版 日本国語大辞典 「倒れ掛る」の意味・読み・例文・類語

たおれ‐かか・るたふれ‥【倒掛】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. たおれてもたれかかる。よりかかる。
    1. [初出の実例]「御脇息にたふれかかりて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)
  3. たおれはじめる。よろめく。
    1. [初出の実例]「中心を失って倒れかかる」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)

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