値踏(読み)ねぶみ

精選版 日本国語大辞典 「値踏」の意味・読み・例文・類語

ね‐ぶみ【値踏】

  1. 〘 名詞 〙 その物にふさわしい値段や価値を見積ること。評価値積り
    1. [初出の実例]「ほめたので置けばよいのに直ふみをし」(出典:雑俳・口よせ草(1736))
    2. 「古道具屋を過ぐる毎に母は長火鉢とか竈とかに眼をつけては値ぶみして見るので」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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