偽心材(読み)ぎしんざい

精選版 日本国語大辞典 「偽心材」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐しんざい【偽心材・擬心材】

  1. 〘 名詞 〙 辺材からなる木材うち、病的な原因によって、心材のように赤味がかった色調を示しているもの。橅(ぶな)白樺(しらかば)、楓(かえで)などに見られる。

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関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の偽心材の言及

【木材】より

…中心部分に心材色がなく,水分差だけがあるときは熟材と呼ぶことがある。また,病害などの影響で中心部が濃色になったものを偽心材と呼ぶ。
[材質]
 幹の形は一般に長い円錐形または砲弾形であり,下から上への細りの少ないものを完満材(うらぶとり材),細りの著しいものを梢殺材(うらごけ材)という。…

※「偽心材」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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