色調(読み)しきちょう

精選版 日本国語大辞典 「色調」の意味・読み・例文・類語

しき‐ちょう ‥テウ【色調】

〘名〙 色彩濃淡強弱対照などのぐあい。また、比喩的に物事感じやぐあいをいう。傾向色合(いろあい)トーン
ヰタ・セクスアリス(1909)〈森鴎外〉「一々の写象に性欲的色調を帯びてゐるとでも云ひさうな風なのだから」

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デジタル大辞泉 「色調」の意味・読み・例文・類語

しき‐ちょう〔‐テウ〕【色調】

色の濃淡・明暗・強弱などのぐあい。色合い。「落ち着いた色調の服」
[類語]色合い色彩トーン色相色目彩り彩色

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色調」の意味・わかりやすい解説

色調
しきちょう
colour tone

色合いともいう。赤,緑,青などの色の感覚的側面をさす。したがって,色相とほぼ同義であるが,通常は,明度飽和度とを含む色の調子をさすのに用いられる。

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普及版 字通 「色調」の読み・字形・画数・意味

【色調】しきちよう

色あい。

字通「色」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「色調」の解説

色調

 色の属性で,色の調子といわれる.明暗,強弱などを含む特徴

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