偽版(読み)ギハン

精選版 日本国語大辞典 「偽版」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐はん【偽版】

  1. 〘 名詞 〙 偽造した版木。または、その印刷物。にせはん。
    1. [初出の実例]「其甚しきは出版自由の趣意を誤解し、兼て偽版をも許さんとするの愚論」(出典:上木自由之論(1873)〈小幡篤次郎訳〉序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android