儀兵衛新田(読み)ぎへえしんでん

日本歴史地名大系 「儀兵衛新田」の解説

儀兵衛新田
ぎへえしんでん

[現在地名]市川市たから一―二丁目・さいわい一―二丁目・末広すえひろ二丁目・塩焼しおやき三丁目

加藤かとう新田の南西にあり、南は塩浜に面している。寛保三年(一七四三)江戸神田かんだの儀兵衛によって開発された新田といわれるが(下総行徳塩業史)、「東葛飾郡誌」は安永四年(一七七五)に「儀兵衛と申す浜」を取立てて成立した新田とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android