デジタル大辞泉 「優り様」の意味・読み・例文・類語 まさり‐ざま【▽優り様/勝り様】 [名・形動ナリ]他よりまさっていること。すぐれていること。また、そのさま。まさりぎみ。まさざま。「父大臣おとどにも、―にこそあめれ」〈源・藤裏葉〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「優り様」の意味・読み・例文・類語 まさり‐ざま【優様・勝様】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まさっていく傾向。また、まさっているさま。まさっているほう。⇔劣様(おとりざま)。[初出の実例]「琴は、ただかんの殿とおなじさまに、これはいますこし音(ね)はまさりざまにひき給ふに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例