優性の法則(読み)ユウセイノホウソク

デジタル大辞泉 「優性の法則」の意味・読み・例文・類語

ゆうせい‐の‐ほうそく〔イウセイ‐ハフソク〕【優性の法則】

顕性の法則」に同じ。

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関連語 顕性

精選版 日本国語大辞典 「優性の法則」の意味・読み・例文・類語

ゆうせい【優性】 の 法則(ほうそく)

  1. メンデル法則一つ。一八六五年メンデルによって初めて指摘された遺伝形質発現に関する法則の一つ。対立形質をもつ両親交配によって、雑種 F1 に現われる形質(優性)と現われない形質(劣性)があることを示した法則。優劣の法則。〔いのち科学(1964)〕

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世界大百科事典(旧版)内の優性の法則の言及

【遺伝】より

…赤い花をつける植物と白い花をつける植物を交配してつくったヘテロ接合体が桃色の花をつけることがよくあるが,これは不完全優性の1例である。G.J.メンデルはエンドウの実験から,ヘテロ接合体では二つの対立遺伝子のうち優性遺伝子の形質だけが現れることを明らかにし,これが後に優性の法則(または優劣の法則)とよばれるようになった。しかし,この法則が単純に適用できるのは対立遺伝子にみられる3種の相互関係のうち優劣性の関係があるときだけである。…

※「優性の法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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