元の木阿彌(読み)もとのもくあみ

精選版 日本国語大辞典 「元の木阿彌」の意味・読み・例文・類語

もと【元】 の 木阿彌(もくあみ)

  1. 一旦よくなったものが、ふたたびもとのつまらない状態にもどること。せっかくの苦労努力が無駄になること。もとのもくあん。
    1. [初出の実例]「なむや大悲のおとは山、わか身一つはもとのもくあみ」(出典:虎明本狂言・鉢叩(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む