元を正す(読み)もとをただす

精選版 日本国語大辞典 「元を正す」の意味・読み・例文・類語

もと【元】 を 正(ただ)

物事本来を調べてみる。
人情本・閑情末摘花(1839‐41)初「三つ蒲団の上で天鵞絨の𧝒(よぎ)にくるまって居る名妓(おいらん)も、元を正(タダ)して見ると、前栽売か夜蕎麦売の女児も有ますぜ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android