元引(読み)もとびき

精選版 日本国語大辞典 「元引」の意味・読み・例文・類語

もと‐びき【元引】

  1. 〘 名詞 〙 元金資本をさしひくこと。元をとること。転じて、損得のないこと。もとっぴき。もともと。
    1. [初出の実例]「四郎三郎はもとびき、伊勢之丞はかたほでにこにこわらひながら」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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