兆前(読み)チョウゼン

デジタル大辞泉 「兆前」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぜん〔テウ‐〕【兆前】

きざしが現れる前。
「―に機を見る人はひそかにこれを怪しめり」〈太平記・二〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「兆前」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぜんテウ‥【兆前】

  1. 〘 名詞 〙 兆候の現われる前。きざしのまだ現われないうち
    1. [初出の実例]「兆(テウ)前に機を見る人は潜に是を怪めり」(出典:太平記(14C後)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む