先つ頃(読み)サイツコロ

デジタル大辞泉 「先つ頃」の意味・読み・例文・類語

さい‐つ‐ころ【先つ頃】

《「さきつころ」の音変化》さきごろ。先日。
「―賀茂詣づとて見しが」〈・二二七〉

さき‐つ‐ころ【先つ頃】

さきごろ。先日。さいつころ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「先つ頃」の意味・読み・例文・類語

さきつ【先つ】 頃(ころ・ごろ)

  1. さきのころ。さきごろ。せんだって。先日。さいつころ。
    1. [初出の実例]「先つごろ、その夫人のわれに申されけるは」(出典:るしへる(1918)〈芥川龍之介〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む