先入主となる(読み)せんにゅうしゅとなる

精選版 日本国語大辞典 「先入主となる」の意味・読み・例文・類語

せんにゅう【先入】=主(しゅ・ぬし)[=師(し)]となる

先に覚えたことが固定観念となり、それがあとの思考を束縛する。先入観念が思考を拘束する。
※授業編(1783)四「其書をよめば其義を求むるも亦然り且つ先入(センニウ)(シュ)となると云ふ事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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