先入主となる(読み)せんにゅうしゅとなる

精選版 日本国語大辞典 「先入主となる」の意味・読み・例文・類語

せんにゅう【先入】=主(しゅ・ぬし)[=師(し)]となる

  1. 先に覚えたことが固定観念となり、それがあとの思考を束縛する。先入観念が思考を拘束する。
    1. [初出の実例]「其書をよめば其義を求むるも亦然り且つ先入(センニウ)(シュ)となると云ふ事」(出典:授業編(1783)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む