光悦楽焼(読み)コウエツラクヤキ

デジタル大辞泉 「光悦楽焼」の意味・読み・例文・類語

こうえつ‐らくやき〔クワウエツ‐〕【光悦楽焼】

本阿弥光悦が焼成した楽焼。主として茶陶で、元和(1615~1624)以降の作とされる。

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精選版 日本国語大辞典 「光悦楽焼」の意味・読み・例文・類語

こうえつ‐らくやきクヮウエツ‥【光悦楽焼】

  1. 〘 名詞 〙 本阿彌光悦作の楽焼陶器。元和元年(一六一五)京都郊外の鷹ケ峰に隠棲してからの作とされ、茶碗が主で、おおらかで力強いすぐれた風格と細かく鋭い篦(へら)使いは高く評価されている。特にすぐれている作品を光悦七作、光悦十作などと総称する。光悦焼。

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