党内民主主義(読み)とうないみんしゅしゅぎ(その他表記)introparty democracy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「党内民主主義」の意味・わかりやすい解説

党内民主主義
とうないみんしゅしゅぎ
introparty democracy

一般的には政党内で実現されるべき民主主義狭義にはいわゆる革命を志向する左翼諸政党に貫徹されるべき民主主義をいう。政党も他の近代的組織体と同じく,その内部には上昇ピラミッド型の階層性の存在を必要とし,ここから政党の官僚化,寡頭化が生じる。しかしこうなるとしばしば政党幹部と一般党員との意思疎通が欠如する。この現象は政党本来の目的遂行上,致命的とならざるをえない。ここに底辺平党員の意思の頂点への吸収,またその積極性を保障する党内民主主義が保持されねばならない理由がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む