入川沢村(読み)いりこうぞうむら

日本歴史地名大系 「入川沢村」の解説

入川沢村
いりこうぞうむら

[現在地名]吉川町入河沢いりこうぞう

西は荒戸川沢あらとこうぞう村、南西田中たなか村に接する。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図に「入かうさう村 下」とみえる。延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳では高八八石七斗余。天和三年郷帳によれば高一一四石三斗余。「頸城郡誌稿」によると、文政期(一八一八―三〇)には高田藩家老原田権左衛門知行所となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android