入府(読み)ニュウフ

デジタル大辞泉 「入府」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ふ〔ニフ‐〕【入府】

[名](スル)《「にゅうぶ」とも》
府内にはいること。都にはいること。
入部2」に同じ。
殿様の御―」〈伎・鳴門白浪〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「入府」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ふニフ‥【入府】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にゅうぶ」とも )
  2. 府内にはいること。都にはいること。
  3. にゅうぶ(入部)
    1. [初出の実例]「家督始て国に入を、入府(ニウフ)共入国共」(出典男重宝記(元祿六年)(1693)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android