日本歴史地名大系 「入生田村」の解説 入生田村いりゆうだむら 山形県:東置賜郡高畠町入生田村[現在地名]高畠町入生田船橋(ふなばし)村の南、松(まつ)川支流砂(すな)川の下流域に位置。伊達家臣入生田丹波正明が寛正四年(一四六三)に築いた館があったと伝え、御殿(ごてん)の地名や粡屋敷(あらやしき)・上屋敷(かみやしき)・中屋敷の小字名も残る。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高一千二六一石余、免二ツ五分、家数四八(うち役家八、肝煎・小走三)・人数二〇七。蒲生氏高目録帳では村柄は上。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by