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入紙 にゅうし

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世界大百科事典 第2版の解説

にゅうし【入紙】

袋綴の本の用紙が弱かったり,虫害などで損傷した場合に,本文の袋の間に新しい紙を挟み入れて補強すること。入紙を施すには,まず綴糸を抜いて本を解体してから,原本よりも少し大きい紙を挿入し,同大の表紙をつけて綴じ直す。おもに中国で発達したといわれ,中国では挿入する紙に故紙を用いることがあり,そこから珍しい資料が発見されることもあるという。また同様に解体して各葉を広げ,裏面に薄くて柔軟な紙をのりで貼りつけてから綴じ直すことを〈裏打ち〉というが,のりを用いるために虫害に注意しなければならない。

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