裏打ち(読み)ウラウチ

デジタル大辞泉 「裏打ち」の意味・読み・例文・類語

うら‐うち【裏打ち】

[名](スル)
紙・布・革などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。「裏打ちのしてある古文書」「作業ズボンのひざを裏打ちする」
物事を別の面から確実にすること。裏づけ。「予測事実裏打ちする」
裏打ち直垂ひたたれ」の略。
[類語]証明立証実証例証論証検証挙証証言あかし裏付け裏書きしょうする裏付ける明かす証拠立てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「裏打ち」の解説

うらうち【裏打ち】

野菜やきのこ類などの材料、特にしいたけの裏側片栗粉をつけ、えび・鶏肉・魚などのすり身をつけること。焼き物煮物・蒸し物などに用いる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の裏打ちの言及

【入紙】より

…おもに中国で発達したといわれ,中国では挿入する紙に故紙を用いることがあり,そこから珍しい資料が発見されることもあるという。また同様に解体して各葉を広げ,裏面に薄くて柔軟な紙をのりで貼りつけてから綴じ直すことを〈裏打ち〉というが,のりを用いるために虫害に注意しなければならない。【竹上 深】。…

※「裏打ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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