入職率(読み)ニュウショクリツ

デジタル大辞泉 「入職率」の意味・読み・例文・類語

にゅうしょく‐りつ〔ニフシヨク‐〕【入職率】

労働人口うち、ある一定期間に新たに入職した人の割合企業などの労働者在籍数に対する、新たな入職者の割合。⇔離職率。→労働移動者

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精選版 日本国語大辞典 「入職率」の意味・読み・例文・類語

にゅうしょく‐りつニフショク‥【入職率】

  1. 〘 名詞 〙 ある期間(普通は一か月)内の企業の新規採用、転勤などによる増加労働者数を、在籍労働者数で割った数字に一〇〇をかけたもの。企業における雇用労働者の異動度合を示す指標とされる。

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世界大百科事典(旧版)内の入職率の言及

【労働移動】より

…しかし,同一事業所内での職場の転換を意味する配転については資料が得られないので,配転を除く他の4項目に伴う労働移動について述べる。入職者数,離職者数を在籍労働者数で割ったものをそれぞれ入職率,離職率といい,両者の差が雇用の増減率に当たるわけだが,その差は入職率や離職率に比べて著しく小さく,1%前後の雇用変動は実にその10~30倍もの労働移動を伴っている。また,高度成長期と低成長期を比べると,入職率の高い高度成長期には離職率もまた高い。…

※「入職率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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