日本歴史地名大系 「入表間切」の解説 入表間切いりむていまぎり 沖縄県:八重山諸島竹富町入表間切近世初頭、八重山に設置されていた行政区画。イリムティとよぶ。正保国絵図にはイリヲモテの訓を付す。両島絵図帳によると西表(いりおもて)島西半部の祖納(すね)・干立(ふだてい)・多柄(たから)・浦内(うらうち)・成屋(なりやー)・船浮(ふなき)・網取(あんとうり)・鹿川(かぬか)八ヵ村と、与那国島全島の祖納(すない)・島中(んまなが)・長嶺(なあんに)・鬚川(ひない)四ヵ村からなり、間切高一千三三六石余。寛文八年(一六六八)の琉球国郷帳も同高で、うち田方一千二六七石余・畠方五石余・桑役六二石余とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by