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ぬか ヌカ

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デジタル大辞泉の解説

ぬ‐か

[連語]《打消しの助動詞「ず」の連体形+係助詞「か」。上代語》(多く「も…ぬか」の形で)詠嘆の気持ちをこめた願望の意を表す。…ないかなあ。…てほしい。
「ひさかたの天の川津に舟浮けて君待つ夜らは明けずもあら―」〈・二〇七〇〉
[補説]「ぬか」の「ぬ」にはすでに打消しの意は失われているところから、一語で願望の終助詞とみる説もある。→ぬかも

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ぬか

( 終助 )
〔上代語〕
動詞の未然形に付いて、願望の意を表す。…てくれないかなあ。…てほしいなあ。 「我妹子ははやも来-と待つらむを沖にや住まむ家付かずして/万葉集 3645」 「この見ゆる雲ほびこりてとの曇り雨も降ら-心足らひに/万葉集 4123」 〔本来は、上代における打ち消しの助動詞「ぬ」に係助詞「か」の付いた語とみられるが、「ぬ」にはすでに打ち消しの意が薄れて、「ぬか」で願望の意を表す助詞化したものとされる〕

ぬか

( 連語 )
〔打ち消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」に疑問の係助詞「か」の付いたもの〕
打ち消しの意を込めた疑問の意を表す。…ないのか。 「今は来じと思ふものから忘れつつ待たるることのまだもやま-/古今 恋五」 「親の顔はゆかしきものとこそ聞け。さもおぼされ-/源氏 玉鬘

出典|三省堂
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