全国信用協同組合連合会(読み)ゼンコクシンヨウキョウドウクミアイレンゴウカイ

デジタル大辞泉 「全国信用協同組合連合会」の意味・読み・例文・類語

ぜんこくしんようきょうどうくみあい‐れんごうかい〔ゼンコクシンヨウケフドウくみあひレンガフクワイ〕【全国信用協同組合連合会】

信用組合系統中央機関全国の信用組合を会員とし、信組間の資金需給調整、余裕資金の運用、資金援助、経営指導・監査などを行う。金融市場では、機関投資家として資金の調達・運用を行っている。昭和29年(1954)設立全信組連

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の全国信用協同組合連合会の言及

【信用組合】より

…信用組合は発足以来おおむね順調に発展してきたが,金融機関として健全経営,預金者保護に配慮する必要が増大し,また制度上の建前と実態の間のギャップが拡大したこともあって,それを是正するために1968年,73年,81年に制度改正が行われた。なお信用組合の上部機関として1954年に全国信用協同組合連合会が設立され,会員信組のための資金需給の調節機能を営んでいる。さらに73年秋の石油危機以降,低成長に移行し,また金融の自由化,国際化が進行するにつれて,規模の小さな信組をめぐる経営環境は厳しさを増し,〈金融機関の合併及び転換に関する法律〉(1968年6月制定)の施行によって,同種,異種の金融機関の合併が促進されたため,組合数は1969年3月末の543をピークに減少傾向をたどった。…

※「全国信用協同組合連合会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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