全連邦共産党協議会(読み)ぜんれんぽうきょうさんとうきょうぎかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「全連邦共産党協議会」の意味・わかりやすい解説

全連邦共産党協議会
ぜんれんぽうきょうさんとうきょうぎかい

ソ連共産党において,党大会から次の党大会までの間に,党政策の緊急問題を審査するため必要に応じて招集された会議。 1930年代までは党大会と交互に開かれていたが,41年を最後に開かれたことがなかった。ゴルバチョフ書記長は 88年6月,47年ぶりに第 19回全連邦共産党協議会を開き,最高会議の改編人民代議員大会新設,党書記長など重要ポストの任期制,党役員選挙の複数候補者・秘密投票制などを決め,ペレストロイカ推進をはかった。

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