八乳(読み)やつぢ

精選版 日本国語大辞典 「八乳」の意味・読み・例文・類語

やつ‐ぢ【八乳】

  1. 〘 名詞 〙 乳房が八つあること。特に、八つ乳房の跡がある猫の皮。三味線の胴の両面を張るのに珍重された。転じて、三味線のこと。
    1. [初出の実例]「今八乳(ヤツヂ)に糸をはへ、三地に調をしめて、扇を開き袂を飜す」(出典評判記・雨夜三盃機嫌(1693)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む