八元(読み)ハチゲン

デジタル大辞泉 「八元」の意味・読み・例文・類語

はち‐げん【八元】

《「元」は善の意》中国古代の伝説上の帝、こく高辛氏の八人才子。伯奮・仲堪・叔献・季仲・伯虎・仲熊・叔豹・季貍の八人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八元」の意味・読み・例文・類語

はち‐げん【八元】

  1. ( 「元」は善の意 ) 古代中国、帝嚳高辛氏の八人の才子、すなわち、伯奮・仲堪・叔献・季仲・伯虎・仲熊・叔豹・季貍をいう。→八凱(はちがい)
    1. [初出の実例]「堯。舜。禹。湯。与桀。紂。八元。十乱。将五臣。西嬙。母。支離体。誰能保得万年春」(出典性霊集‐一(835頃)入山興)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐文公一八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android