八千八声(読み)はっせんやこえ

精選版 日本国語大辞典 「八千八声」の意味・読み・例文・類語

はっせん‐やこえ ‥やこゑ【八千八声】

〘名〙 ホトトギスがしきりに鳴く時の声をいう。
読本椿説弓張月(1807‐11)続「われから急ぐ死出の鳥、八千八声説ばとて、とき竭くされぬ濡衣の」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android