八坂入彦命(読み)やさかのいりひこのみこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八坂入彦命」の解説

八坂入彦命 やさかのいりひこのみこと

記・紀にみえる崇神(すじん)天皇皇子
母は尾張大海媛(おわりのおおしあまひめ)。「日本書紀」によれば,景行天皇4年美濃(みの)行幸のおり,天皇は八坂入彦の娘の弟媛(おとひめ)を妃にしようとしたが,弟媛は辞退し,姉の八坂入媛(やさかのいりひめ)を推した。八坂入彦皇子ともいい,「古事記」では八坂之入日子命としるされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android