デジタル大辞泉 「八幡の藪知らず」の意味・読み・例文・類語 八幡やわたの藪やぶ知しらず 《千葉県市川市八幡にあった竹藪は、一度入ると出口がわからなくなるといわれたところから》出口がわからないこと。また、迷うことのたとえ。八幡やわた知らず。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「八幡の藪知らず」の意味・読み・例文・類語 やわた【八幡】 の 藪(やぶ)知(し)らず ( 千葉県市川市八幡に、迷いこんだら出られないといわれた「八幡の藪知らず」と呼ばれる藪があったところからいう ) はいると出口のわからない藪。はいり込むと出口のわからないこと、迷うことをたとえていう。[初出の実例]「何が何だか分りやしない。丸で八幡(ヤハタ)の藪不知(ヤブシラズ)へ這入った様なものだ」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例